久しぶりにアーティストの記事を書いてみようかなと。思ったのはいいものの誰にしよう。。。としばし考えた結果たどり着いたのはシンガーソングライターの『高橋優(たかはしゆう)』さん。
高橋優さんに関しては正直めちゃめちゃ詳しい！ってわけではないです。ただ何曲か好きな曲はあるし、結構長いこと聞いてる曲ってのがあります。
そして一時期はラジオも聞いてました。ニッポン放送で放送されていた関ジャニの大倉さんと一緒にパーソナリティを務めていた『大倉くんと高橋くん』ってラジオ番組です。
結構毎週のように聞いてました。調べたら2020年に番組は終了してしまっているみたいですね。
そんな(どんな？)思い出の詰まった高橋優さんの好きな曲を何曲か紹介していきたいと思います！
ちなみに！めちゃめちゃ詳しい！ってわけではないですと書きましたが、厳密にはアルバム曲はほとんど知らないです。
ファンの人が見ていたらすみません。でも本当に好きな曲を選びました。
ほぼ！シングル曲ですが。。。そんな「高橋優の好きな曲5選」です！
高橋優とは
曲の紹介に入る前に簡単に高橋優さんについて説明したいと思います。
高橋優さんは秋田出身です。1983年12月26日生まれなので、2022年9月時点で38歳ですかね。
大好物は「馬刺し」と「スイカ」らしいです。「スイカ」って曲作ってそうですね。
※調べたけど出てこなかったので多分ないです。
2010年7月にメジャーデビューしており、今年はデビューから12年目ということですね。
ここまで20枚のシングル(配信限定を除く)と7枚目のフルアルバム(10月5日に8枚目のフルアルバム『ReLove&RePEACE』をリリース予定)をリリースしています。配信限定シングルは8曲、ミニアルバムは1枚、ベストアルバムも1枚となってます。
自身の曲以外に関ジャニなど他のアーティストへの楽曲提供も行なっています。
そんな高橋優さんの楽曲の中から今回は5曲！選んで紹介していきたいと思います！
虹
最初に紹介するには2017年7月26日に発売された17枚目のシングル『虹』です。
この曲は2017年の2017ABC夏の高校野球応援ソング /『熱闘甲子園』のテーマ曲になっています。
甲子園、そして熱闘甲子園といえば「熱い」イメージがあります。
この曲はその「熱さ」がしっかりと込められた曲になっています。
曲調もさることながら、歌詞が「熱い」
例えば
たとえ泥まみれても 傷だらけで泣いてても
高橋優 虹
また走りだす背中はただ美しい
その手をかざせば夢に届きそうだ
奇跡を待ちはしないよ それを起こしに行くんだろう
こぼれた涙に日が差せば 虹がかかるよ
「奇跡を待ちはしないよ それを起こしに行くんだろう」って名言。
歌詞ってのその前までの言葉、フレーズがあってのものですが、フレーズ単体で見ても良きと思える。
2番のサビではこんなフレーズが
無様をさらしても 間違えてばかりでも
高橋優 虹
負けるわけにはいかない 勝ち続けなきゃいけない
「やめちまえばいい」「諦めろ」と囁く自分に
試合とかじゃなくてまず、勝つのは自分自身にってことですよね。
言い訳ってのはいくらでも作れてしまう。辞める理由、諦める理由ってのは簡単にでてきてしまう。でも行きたい場所がある、見たい景色がある。なら勝ち続けなきゃいけないんですよね、自分に。
高橋優さんの声、歌い方も相まってめちゃ熱いんですよ。
1番と2番のサビに共通して出てくるフレーズは先ほど紹介した「奇跡を待ちはしないよ それを起こしに行くんだろう」
このフレーズってのは高橋優さんの中で一つのキーワードなのかもしれないですね。確かに良いフレーズですし、初めて聴いた時に耳に残りました。
そして、この曲を作るにあたり高橋優さんは高校野球観戦ツアーに赴いたそうです。
そうして生まれたこの「虹」という曲。そりゃ熱いですわな。
ってわけで好きな曲です。聴くと元気が出ると言うよりは、「諦めそうな時に聴きたくなる」曲ですね。
ヤキモチ
続いて紹介する曲は『ヤキモチ』
この曲はシングル曲ではなく、4枚目のフルアルバム「今、そこにある明滅と群生」に収録されています。
アルバム曲ながら、ドラマ「深夜食堂 シーズン3」の主題歌にもなっています。
先ほどの「虹」とは真逆の曲調というか。
タイトルがヤキモチってだけあってラブソング寄りになるんですかね。
切ないイントロから始まるヤキモチ。しかし、しっかりと高橋優ワールドを感じることができます。
それはやっぱり声であったり、歌い方。
心の叫び感があるんですよね。
曲の出だしは
君が前に付き合っていた人のこと
高橋優 ヤキモチ
僕に打ち明けてくれたとき
素直に聴いてあげられずに
寂しい思いをさせてしまったね
ってな感じで始まるんです。
歌詞だけ見たらちょっと女々しい印象を与えそうなフレーズ。
だけど、高橋優が「ヤキモチ」ってのをテーマにすると、そうならない。
それは先ほど書いた声だったり、歌い方ってのがあるのかなと。
これは高橋優さんに限った話ではないです、その人にしか唄えない◯◯って感じがして好きな曲です。
ロードムービー
続いて紹介するのは2017年4月12日に発売された16枚目のシングル『ロードムービー』。
この曲は聴く人によって「相手」が変わる曲なのかなと思います。
相手が変わるってのは対象が「恋人」「親」「友達」といった感じで、聴く人、聴くタイミングでその対象が変わる曲かなと。
そして刺さるフレーズも変わってくる曲かなと。
自分は
たとえば道を間違えたって 近道じゃなく遠回りだって
高橋優 ロードムービー
そこにしか咲かない花を見つけるんだ
どんなに他の人たちより遅くたって
笑って話せる思い出の数で 誰にも負けない日々を過ごすんだ
って歌詞がすごく刺さって。この後にサビへと続くのですがそれよりもこの部分が好き。
特に「どんなに他の人たちより遅くたって 笑って話せる思い出の数で 誰にも負けない日々を過ごすんだ」って部分ですね。
勿論、その後に続くサビも良いですよ、高橋優最高潮な感じですし。
でも、自分はそこが好き。人にはその人その人の事情ってものがあって。
人には人のって書き方をしましたが、その人たちにはその人たちなりの事情があってってのが正しいですかね。
他から見たら「おかしい」ことも、当人たちからしたら「普通」なわけで。
その「普通」ってのも事情があって今はそれは普通になってる可能性もあるわけで。
本当はこうしたい、ああしたいってのがあるけど、今はそうはいかない、でもそれを叶えるためにその人たちのペースで進んでる。
周りと比べたら歩みは遅いのかもしれない。それでも少しずつでも前進して、ゴールへたどり着けるなら良いんじゃないかなと。
なんて気持ちを抱いていた時に聴いた曲なのでなんか好き。
その人たちなりの「ロードムービー」を描ければいいんだよって言ってくれている気がして。
ありがとう
続いては2018年9月19日に発売された20枚目のシングル『ありがとう』です。
この曲は簡単にいうと「出会えたことに感謝」的な歌詞なのですが、個人的に好きなのは歌詞の内容よりもサビ前の部分です。
Aメロ→Bメロ→サビという感じでスッとサビに入るのではなく、Bメロ→サビの間にB#メロみたいなのが入る曲ってありますよね。なんて表現していいかわからないですが。
他の曲でいうと『いきものがかり』さんの「茜色の約束」なんかがそうです。
CMなんかで流す際はサビから流すのではなく、「そこから」流してくれ！って思う部分です。
高橋優さんのありがとうの歌詞でいうと
すり減るように時ばかりが過ぎていく
高橋優 ありがとう
ほんとは誰よりも傷ついてることも
高橋優 ありがとう
の部分です。ここで一旦ためて、サビへいくからこそサビがより活きる。そんな感じがします。
ちなみにいきものがかりさんの茜色の約束は「だから」って部分です。この部分から聞くのといきなりサビの出だしから聞くのとでは結構曲に対する印象が変わると個人的には思います。
加えて、この曲に限ったことではないですが高橋優さんの楽曲って人間臭さを感じるなと。
その感じと声や唄い方がとてもマッチしている印象です。そこが良い。
I LOVE YOU
最後はミニアルバム「僕らの平成ロックンロール②」に収録されている『I LOVE YOU』です。
今回紹介する最後の曲なのですが、今回紹介した曲の中で一番聴いている曲で、高橋優作品で一番好きな曲。
このシンプルなタイトルをとてもシンプルな感じで仕上げてます。
初めて聴いたのはラジオでした。一目惚れならぬ一聴き惚れですね。イントロが終わって歌が始まりサビに行く頃にはアプリで調べてました。「なんだこのとてつもなく素晴らしい曲は」と。
個人的に結婚式で流したい曲。そんな高橋優さんのI LOVE YOUの冒頭の歌詞はこんな感じです。
もし僕が絵描きなら君の絵を描くだろう
もし僕が小説家なら君の物語を書こうありふれた言葉だけが残ってしまったけれど
高橋優 I LOVE YOU
こんな伝えかたしか思いつかなかった聞いてほしい
気持ちを伝えるのってきっとこれぐらいシンプルでいいのかなって思わせてくれる。
絵描きなら好きな人の絵を描き、小説家なら好きな人の物語を書く。自分にできる最大限のもので表現するって感じですよね。そしてその後に続くサビの部分。
I love you 離れていても 時が過ぎても 想っているよ君のことを
ずっとただ ずっと それが正しくなくてもI love you 涙するだろう 傷もつくだろう 愛すればこその苦しみを
高橋優 I LOVE YOU
きっとそう きっと僕らは乗り越えていく
今まで世に出てきた曲の歌詞と比較した際に特別な言い回しとかってないと思います。だけどこの曲はだからこそ良い。
全歌詞掲載はしませんが、この後に出てくる歌詞も結構シンプルな言葉で綴られています。
タイトルが何よりシンプルオブシンプル。
素敵な言い回しの歌詞も「すげー」ってなるけど、こういった歌詞も刺さっていいですよね。
そして曲も終始シンプル。
無駄なものは削ぎ落として作りました感のある一曲です。
高橋優の好きな曲5選のまとめ
今回はシンガーソングライター高橋優さんの好きな曲を紹介してみました。
まだ聞いたことない曲がたくさんあるアーティストですが、少しずつ聞いていきたいなと思います。
もし高橋優の好きな曲5選 其の弐的なものができるようになったら、また書きたいなと。
今回公式チャンネルの動画を掲載してますが、short verのものもあるので、気になった方は是非ストリーミングサービスや購入をしてフルで聴いてみてください！
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