音楽シーンなどでよく見かける「feat.〇〇」
誰かの楽曲に客演として参加する際に用いられるのですが
客演というくらいなのでお呼びしている訳ですね。
アーティストがアーティストを。
feat.の好きなところは「この人とこの人が同じ曲で!」ってのもあるんですが
お呼ばれされている人が普段とは違うテイストの曲で聴けるっていう所もあります。
違う魅力が見えてくるというか。
今回はある「feat.〇〇」を何曲か紹介してみたいと思います。
その〇〇とはKREVA
本人の楽曲は勿論素晴らしいですが
feat.で参加している曲にも素晴らしい曲がたくさんあります。
今回はそんな中からちょっとずつ雰囲気というかテイストというかそういのうが違った曲を何曲か紹介するっていう話
夢追人 feat.KREVA
2020年に発売されたPUNPEEさんの作品、夢追人
最初はPUNPEEのVerseから始まりHOOKを挟みそしてKREVAのVerseへという流れ
カッコイイからカッコイイへ
PUNPEEはおしゃれ感もあり、その中に芯というか強さもある感じのカッコよさなのに対して、KREVAのカッコよさは、王者感というかいうかドーン!としたカッコよさ
このバランス感がすごい良い
Answer feat.KREVA
2018年に発売された向井太一さんのAnswer
向井太一のサビから始まりすぐさまKREVAが登場
一番好きなのが、一番耳に残ったのが、出だし
いつの日にか
あの歌合戦 出るって言ったらみんな疑ってる
ってか 鼻で笑われ 流された
今に見とけ 俺は夢を叶えてやる
ってな感じなんですが「歌合戦」と「疑ってる」で韻を踏んでるんだけど
ここがなんか初めて聴いた時から心地よいってなって
ちなみにこの「あの歌合戦」ってのは紅白歌合戦の事ですよね
ちなみにちなみに、KREVAは2001年、KICK THE CAN CREW時代に紅白に出てます。
スロウビート
2009年に発売された古内東子さんのシングル【スロウビート】
同じく2009年に発売された、KREVAのアルバム「心臓」には「シンクロ feat. 古内東子」が収録されています。
このシンクロもそれはそれで良い。
2曲ともスロウビート
いやわかりにくいな
スローテンポ?の曲で
「この2人が組んでこの雰囲気の曲、そりゃ間違いないよね」って感じです。
でこの曲でのKREVAのVerseは“すごいわかりやすい”
っていう印象です
冒頭まずKREVAのVerseから始まって、古内東子さんのパートになり、サビが終わり、またKREVAが登場ってな流れで
冒頭部分も後の部分もすごく韻がわかりやすい
それでいてちゃんと意味も通ってるっていう
KREVAらしいと言えばらしい感じ
何よりわかりやすいフロウ(歌でいうところの唄い方)
「ここで踏んでますよ!」とまではいかないけど
文字お越ししなくてもわかる感じ
これって相手のジャンルやどういった層が聴くかっていうのを考えてるのかなーって
I REP
2010年に発売されたDABOの5枚目のアルバム「HI-FIVE」に収録されている【I REP】
KREVAだけでなく、ANARCHYも客演に迎えられたこの曲を、”当時はリピートリピートリピートリピート”してました。
とにかく聴いてた。毎日のように。
BACH LOGICの手がけたトラックがこれまた良くて。
てか当時BACH LOGICの手がけた作品は非常に多くて、というか流行ってて。
「BL詐欺」なんてのが現れるぐらいに。
顔を見たことあるのが親交のある一部の人だけってのもあり
BACH LOGICを名乗り「アレンジ料」などを請求するといった感じ。
トラックだけじゃなく中身もしっかりカッコイイ。
I REP
REPがREPRESENTの略称であり
これは○○を代表してみたいな意味があります。
この曲の出だしは
「I REP HIP-HOP」
で始まります。
つまりHIP-HOPを代表してという感じになります。
3人の違った良さってのが詰まってる1曲
そしてKREVAは最後に登場してくるのですが
ここまでやってきたからこそ言える言葉が詰まってます。
ここまでやってきたからHIP-HOPを代表して放てる言葉の数々。
気がつけばアイツもアイツもアイツもアイツもアイツも
アイツもいなくなって
アイツもアイツも見なくなって
こっちはいつもいっつもやってる
いつも流行ってるいつも変わんねぇ
スタイル崩さずまだ戦ってる
わかってるフリしてたいした事ない
奴らとしっかり相対してる
相当笑った事もあったが状況は悪化
世界中でもホンモノはやっぱ残るんだ
時間を超えてまるで文化遺産
今だに進化中 またビート打ってリリック書く
だってそうじゃなきゃ俺が俺じゃあない
お前もやんな OK それじゃーな
是非、リリックを見ながら曲を聴いてみてください。
KREVAの客演オススメ曲のまとめ
てな感じで4曲のfeat.KREVAを紹介してみました。
この他にもfeat.KREVA作品はたくさんあります。
最近も精力的に活動するKREVA
個人作品ならず色々な人と一緒にやってます。
中には石川さゆりさんとかもいたりして
正にジャンルという垣根を越えて活躍してる人ですね。