知り合いに「書かなすぎです」って言われたのもあり、8月も終わってしまったので久しぶりに。
初めて聴く曲を何時間もリピート。
そしてRays of Lightの歌詞を眺めに眺め、今回も勝手にレビュ―をしてみたいと思います。
英語の歌詞の部分は色々な翻訳にかけて、「これが一番合うかな?」って思ったものをチョイスしています。
Rays of Lightの歌詞に込められた想いってのはきっとあって、でもそれが全然的外れな可能性もあります。
ファンの人からしたら「全然違うよ!」って思う部分もあるかもしれませんが、これから書くRays of Lightのレビューは、歌詞を見て、曲を聞いて、紛れもなく感じた事なのでってな感じで書いていきます。
Def Techのやすらぎソング
今回書くのはDef Techの【Rays of Light】
冒頭にも書いたように、このRays of Lightはこのタイミングで初めて聴いた曲。
2010年10月27日に発売された4枚目のアルバム。
『Mind Shift』(マインド・シフト)に収録されている曲。
ちなみにアルバム曲だけどPVもありました。
Rays of Light – わかっているけど解けないもの
“なんかの掃り道 君を想って歩く
今ならわかるのにな
なかなか思い通りには行かないけれど
どうしてかな”
「今ならわかるのに」って言葉と「どうしてかな」って言葉がでてくる。
きっと君に対しての感情はわかっているけど、うまくいかない事に対しての自分の中でのわだかまり。
葛藤的なものがこの2つの矛盾ワードによって、表されているのかなと。
“君を目の前にするとつい僕は
何故かムキになっちゃうから
優しいいつもの二人でいたいのに
でも Uh”
上記のうまくいかない理由の一つであろう、目の前にすると何故かムキになっちゃう。
しかも”つい”
この“ついムキになっちゃう”ってのが、思う通りにいかなくさせてしまう。
本当は優しいってわかってるから、なおさらもどかしくさせてしまう
“お互いの意地の張り合いをして
些細なことでこじれてまたケンカして
本当はすごく大切な My Baby 大嫌いさ”
ここまで歌詞を読んで出た結論は、「素直になれないだけじゃん」
その一点につきるんじゃないかって歌詞。
お互い意地の張り合いしてってのがわかってて、些細なことでケンカしてるのがわかってて、でも本当はすごく大切ってのもわかってるのに、最後に「大嫌いさ」って言ってしまうあたりが、正にそう。
そんでこの大嫌いってのは、そんな自分に対してってのもあるのかも。
“冷たすぎるビル風に凍えて肩を寄せる
二人の雲間に差し迂む木漏れ日”
うまくいってない=曇り空
だけど、そこに木漏れ日が差し込んでいる。
って事はうまくいく兆しがあるって事。
加えて、木漏れ日ってなんか温かみのある感じがしなくもない。
それがこれから来るであろう、未来を表している感じがしなくもない。
Rays of Light – 素直な気持ちの中身の一部
“Walking through that door again
You’re a glimmer in my eye
No matter what’s been said before
I always want to keep on trying
Never giving up, gonna live it up
A secret to success they say
That’s what they say
(再びあのドアを通って歩く
君は僕の目の中でかすかに光ってる
過去に何を言われても
ずっと挑戦していたい
諦めないで生きて行く
それが彼らの言う成功の秘訣
そう彼らは言うんだ)”
1番とは雰囲気が変わる。
光ってるとか挑戦とか諦めないとか、前向きなワードが並ぶ。
1番に対するアンサーのようにも思える
「過去に何を言われても」
→ムキになって意地張り合って、思ってもいないような言葉を投げかけられたって
「諦めないで生きて行く」
→些細な事で何度ケンカしても、大嫌いさなんて思ってしまう事があっても、この気持ちを諦める事なく生きて行く。的な。
“And ever since I first met you
I knew it from the spark it’s true
Anything could be overcome
No matter how deep or hurt-some
We may not fit together, no
But we sure do match forever,
(僕が君に初めて会って以来
そのきらめきが本物だと知っていました
どんなことも乗り越えられる
どんなに深く何かに傷ついても
僕らは合わないかもしれないけど
僕たちは永遠にずっと合うんだ)”
抱えてるわだかまりの答えが
「合わないかもしれないけど永遠にずっと合うんだ」
って言葉で表現されてて。
すべてが合うわけじゃない、むしろ合わない所の方が多いぐらいだよ。
でも恐らく永遠に合うんじゃないかな、ある部分は、的な。
意地を張り合うし、優しくない部分を見せることもあるし、大嫌いさなんて言ってしまうけどそれでも、永遠に合う部分があるんじゃないかな。
ならそれでいいかなって思う的な。
この言い方もなんか、100%素直にはなってない感じがする。
“Anytime you need a friend to turn to just call me and
I’ll be there for you no hesitation
nopen to see it our way
There’s still so much for us to see my baby
With all my love I sing you
(友達が必要な時にはいつでも呼んでよ
君のためなら迷わないから
僕たちのやり方で見るために
見たいものはまだたくさんあるから
全ての愛をこめて唄う)”
ここまで恋愛の歌なのかと思って書いてたら、いきなり友達ってワードがでてきて
「あれ?この僕と君ってそういう事?」ってなり
でもまぁ確かに友達とかそういう、関係性でも成り立つ内容だなと。
最後の
「全ての愛をこめて唄う」
って全ての愛ってのは恋人に限らず、きっと大切な人に向けられるもので。
そこには家族や、友達や、色んな人達が、対象となって聞く人によって、その対象が変わっていくんだろうなと。
勝手に恋の歌かと思いこんでました。
思い込みって怖いですね。
そう思うって事はつまりそういう事
“No, don’t wanna clash, no feuding no more
(衝突はしたくないんだ)
今度また会える時には
When will I see you, see you again, oh
(いつか会いましょう、また会いましょう)
Pretty lady”
今度会う時は今までのように、意地の張り合いとかしたくないな。
素直な状態で会いたいなってのが見えるフレーズ
「会いましょう」が繰り返される事によって、会いたい気持ちが強くあるよってのがわかる。
“Wind so cold from the buildings up above bring
Our shoulders together once again
Showering us with rays of light
Between the clouds, that’s loving”
冷たすぎるビル風に凍えて肩を寄せる
二人の雲間に差し込む木漏れ日”
嫌いじゃないし、むしろ好きだけど、なーんか素直になれず衝突しちゃったり。
合わなかったりそんなとこもあるけど、でも結局は合うっていう。
人生において必要だけど
つかずはなれず
はなれずつかず
そんな2人の事を描いた曲。
それがRays of Light
なのかなと思った、今日この頃でした。