CDジャケットではなく描いてもらったアイコンを。
なのでいつもとちょっと変えて今回は、【あっ天才っているんですねやっぱりと思ったフレーズ達 -@ミスチル-】
を書いていきます。
今回書いてもらったこの絵なんですが、タイトルというかテーマがあるそうで、それは【change the view】
そこんとこも意識しつつ。
そして、、、
大切なことはすべてミスチルが教えてくれた。
という気持ちこめたりこめられなかったりしながら書いていきます。
Any – 冒頭からのズドン
Any
“「愛してる」と君が言う 口先だけだとしても たまらなく嬉しくなるから それもまた僕にとって真実”
Anyは、ミスチルの23枚目のシングルになります。
そしてこの曲の出だしがですね、
“上辺ばかりを撫で回されて 急にすべてに嫌気が差した僕は”
なんですが、この始まりから、後に上記のフレーズ出てくるんです。
上辺ばかりを撫で回されて急に嫌気が差してた人が、嘘さえも真実だし逆に真実も時には嘘になる。
サビで
“間違いじゃない きっと答えは一つじゃない”
ってフレーズも出てくるのですが、その人次第で答えは変わる。
それをこんな形で表すとか天才かよ。
てかこのフレーズための出だし(冒頭の歌詞)なんじゃないかとすら思います。
しかも“たまらなく嬉しくなる”ってのが良い。
“すごく”より”たまらなく”の方が思わず感、そうなっちゃう感があって、人間っぽいというか本音的な感じがします。
ネガティブ(悩みとか)から始まってポジティブ(解決)で終わる歌自体は多いので、その流れは珍しくないですが、表現方法とか言葉のチョイスが天才かよ!って思わされますね。
pieces – この言い回しが正に天才
pieces
“いつか描いたやつより 本物にしよう”
piecesはミスチルの34枚目のシングルになります。
「祈り 〜涙の軌道/End of the day/pieces」とミスチル初のトリプルA面シングルです。
まず、今回チョイスしたワードですが、、、響きがカッコイイです。
初聴の時からすごく耳に残ったフレーズで、その後に解説書みたら
「響かせたい部分があってそこが一番響くように作った」
的な事が書いてあって、「まんまとじゃないか!!」ってなりました。
手のひらで転がされるってこういう事かと。
まんまと響いてるじゃねーかと。
耳に残っちまってるじゃねーかと。
そして、「描いたやつより本物にしよう」ってカッコ良すぎじゃないですか?
“いつか描いたやつを本物にしよう”
じゃなくて
“描いたやつより本物にしよう”
ってのがね、これまた良いですね。
何かをする時に未来を見据えるわけですが、その自分が見たいと思った未来より本物にするんですよ?
叶えるんじゃなくて超えて行くんだよ?
夢を叶えよう!のその上なんだよ?
響かせたいと思って響かせられる。
正に天才です。
ロードムービー – どんな風に世界が見えてるのか
ロードムービー
“街灯が2秒後の未来を照らし オートバイが走る”
このロードムービーという曲は、ミスチルの9枚目のシングル「Q」に収録されている曲です。
一見なんのこっちゃってフレーズですが、これはオートバイの歌でして。
思い浮かべてみてください
夜あなたがオートバイに跨り走ってる姿を光景を
わかりました?
そう!正解!
街灯ってのは、大体等間隔で置かれていて。
オートバイだと次の街灯までが2秒程なのでしょう。
なので街灯が2秒後の未来を照らしてるんですね。
2秒後にはそこにいるから、自転車のってる時でも、歩いてる時でも、なんでもいいですが、
「あー街灯が◯秒後の未来照らしてるわ」
なんて思った事ないです!!
「早く帰りたーい」とか「お腹空いたなー」とか「明日起きれるかなー」とかそんな事ばっかりです!
どんな時に思いついた歌詞なのかわからないですが、その物の見方がすごい。
天才は、見えてる景色が違うんですね。
Sign – 言葉が秀逸だね
Sign
“ありふれた時間が愛しく思えたらそれは”愛の仕業”と小さく笑った”
Signはミスチルの36枚目のシングルです。
愛の仕業っていう言葉。
現実世界で出てきた日には、「なんやこいつ」ってなってしまうワードなのに、こうして歌詞で見ると「なんかおしゃれな事言ってるな」ってなるから不思議です。
ありふれた時間が愛しく思えるってのは、当たり前が当たり前じゃなくなってるのに気づく瞬間。
それは何故かというと愛の仕業だから。
相手から送られてくる物だけじゃなくて、相手といる事によって気付く。
これも一つのSignって事なんじゃないかと思ったら、やっぱり天才ですねってなっちゃいます。
くるみ – タイトルすら一筋縄じゃないんですな
くるみ
くるみは、ミスチルの25枚目のシングルです。
掌という曲とのダブルA面になってます。
この曲に関しては書きたい事は多々あるので、ワンフレーズというよりは
もう”くるみ”という曲そのもの。
いつか勝手にレビューで、くるみだけの事を書きたいなと思ってる程に愛おしい曲です。
色々と素敵なフレーズがでてくるのですが、すげーな!天才だな!!って思ったのは
この曲のタイトル
そう“くるみ”
これは来る未来を略して”くるみ”ってのと
来る未(くるみ)だと未来って感じの逆つまり過去の事
といった説がありまして。
自分的にはどっちもじゃないのかなと。
過去の事を振り返った上で、来る未来に向けて歌っているんじゃないかと思ってます。
どっちにも捉えられるし、はたまたまた違う説だったり解釈があるかもしませんせんが、歌詞見てその後にタイトルの意味の説を知り、すげーなってなるのは中々ないしですし、納得感増し増しになるタイトル。
聴く人それぞれの解釈が生まれるようにこのタイトルを付けたんだとしたら、そりゃもうやっぱり改めて天才ですわ。
ミスチルの天才かよのまとめ
ミスチルの歌詞読んでてよく思うのが、見方を変えるだけで世界は変わる。
見えなかった物が見えてきて、そして今まで見えてた物が違う形で見えてくる。
ポジティブと一言に言っても色々なポジティブがあって。
でもそれはポジティブには変わりない訳で。
正にchange the view
見方を変えれば世界は変わるし、自分次第でどうとでも変わるもんだよね
そして同時に、見たくない世界も見てしまう。
どんなに見方を変えようとしても、変わらない部分もある。
けど変わる部分もちゃんとあるし、何もしなかった時と何かした時では、変わる部分は絶対にある。
その両方を見て生きていこうよってのを、ミスチルからはすごく感じます。
光と闇じゃないけど、変わる部分と変わらない部分。
その両方を受け止めたうえで、どんな未来がみたいですか?
今、思い描いたやつより本物にしにいきましょう。