【映画】BLUE / ブルーという映画について

好きな映画が1つ増えました。

その映画とは

BLUE / ブルー

という映画です。

松山ケンイチさん主演で2021年4月9日に公開された映画です。

ちなみに映画館で観たい!と思っていた作品の1つだったのですが見れず、、、

そんな時に、なんと!NetFlixで配信されたんですね。

2020年じゃなくて、2021年4月9日ですよ。
その映画がもう配信って。

「あの頃。」の時にも書きましたが、すごい時代になったもんです。

監督は「さんかく」や「ばしゃ馬さんとビッグマウス」「ヒメアノ~ル」「麦子さんと」などの𠮷田 恵輔(よしだ けいすけ)監督

ちなみに𠮷田 恵輔監督の最新作、「空白」が2021年9月23日に公開されました。

なるほど、それで配信されてるのか??ヒメアノ~ルも配信されてたし。

ちなみにちなみに、「空白」には”キング”こと松坂桃李さんが出演しています。

「あの頃。」の記事で松坂桃李さんの良さを話したわけですが。。。これは見るしかない。

という事でしっかり「空白」も見ましたが、「空白」の話はおいておいて今回は「BLUE / ブルー」という映画について少し書いていきたいと思います。

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感想(2件)

映画BLUE / ブルーについて 其の壱


まず、このBLUE / ブルーという映画、舞台というか題材はボクシングです。

そう、ボクシングなんですよ。

格闘技を習い始めた自分からしたら、まずそこで興味を惹かれますよね。

そして、このBLUEですが、吉田監督が8年の構想を経て脚本を執筆した作品なんですね。

その吉田監督ですが、中学の時から30年以上ボクシングを続けているとの事で、その経験を活かして殺陣の指導もなさったとの事です。

ボクシングに限らずですが、何かを題材にした時に、恰好ってのはとても大事ですよね。

ボクシングでいうと、ボクシングのフォームというか。

恰好がついていないと説得力に欠けてしまうと思います。

そして、正しいフォームがわかっている事によって、正しくないフォームもわかるはず。

つまり、はじめたては正しくないフォームでも段々と成長していく。というのを描けるんだと思います。

そういった点に関して、自分はそこまで違和感なく見れたと思います。

まず最初に話すのがそこかよ!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これって大事な事だと思います。

特に今回のBLUE / ブルーのような内容(テーマ)であれば尚更。

では、BLUE / ブルーとはどんな内容の映画なのか。ってのを次に話していきたいと思います。

映画BLUE / ブルーについて 其の弐


前述した通り、BLUE / ブルーはボクシングを題材とした映画です。

主役は松山ケンイチさん。

松山ケンイチさんが演じる瓜田信人というプロボクサーなのですが、瓜田は大牧ボクシングジムに所属するボクサーなんですが、「負け続き」のプロボクサーなんです。

ボクシングに対して情熱を持っている、練習も努力をしているが試合に勝てない。

なので後からジムに入ってきた後輩にも軽んじて見られるっていう役なんです。

ちなみにタイトルになっている「BLUE / ブルー」
青というのは挑戦者側の色なんですね。

要は赤コーナーの選手より下位の選手といった感じですかね。

一方、東出昌大さんが演じる「小川一樹」というボクサーは、瓜田に誘われてジムに入るのですが、持ち前のセンスで勝ちを重ねていくんですね。
それは、日本王座に手が届くか…?!というぐらいに。

そして、小川は木村文乃さん演じる瓜田の初恋の人であり、瓜田がボクシングを始めるきっかけを作った「天野千佳」の婚約者でもあります。

ボクシングだけでなく、恋でも勝てないのかと。

そんな瓜田が主役の話なんです。

負け続けている者(達)の話なんですが、それでも「決してネガティブな映画じゃない」と自分は感じました。

いわゆる勝ち負けだけでは測れないものというか、そりゃ勝ちたいですよ、勝った方が楽しいし。

でも、それ以上に「想い」というか、「気持ち」というか。

瓜田がどれだけボクシングが「好き」なのかってのがわかるシーンが終盤にあるんですが、そのシーンを見た時に勝ち負け以上の物があるって思ったんですよね。

それを持っているっていうのは、一種の強さというか。

この「BLUE / ブルー」という映画のラストにそれを見た気がしました。

敗者(達)の話で終わらない。いや、むしろそこを見ることによって強さや、幸せってなんだろうって考えさせられる、そんな素敵な映画です。



映画BLUE / ブルーについて 其の参


先ほど負け続けている者(達)と()付きで記載したのですが、瓜田以外にも敗者がいる訳ですね。

例えば、柄本時生さんが演じる楢崎剛。

楢崎はひょんな事からボクシングを始める(厳密にはやってる風でよかった)んですが、彼もパッと見、負け続けている者なんですね。

そして、その「ひょんな事」ってのが女性絡みなんですね。

ボクシングを始めるきっかけが、女性絡みって点では瓜田と一緒ですね。

最初は「やってる風」でいいと思っていたのですが、プロテストを受け、合格するまでになります。

そして迎えた初戦。負けます。負けるんです。

で、映画の終盤にもう一試合、楢崎の試合が描かれるんですね。

試合開始から押され気味の展開が続くんですが、とある「言葉」で変わるんですね、楢崎が。

そこからのシーンがね、好きです。

試合の後半というか、終盤のシーンがね、好きです。

その言葉をその時に直接言われてってわけではないんですよね。

それがまた良いんですけど。

其の弐でも書いたように「決してネガティブに感じない」を感じるポイントでもあるし、何を信じるかというか、何を大事にするかというか、「正解ではなかったかもしれない、でも間違いではなかったんだよね」というのがわかるシーンなんですね。

誰のどんな言葉なのか、そしてその言葉が運んでくるものとは何なのかってのは良かったら実際に映画で確認してみてください。

映画BLUE / ブルーについて余談


という訳で今回、映画「BLUE / ブルー」について書いてみました。

其の弐で割と好きなポイントというか、結局なんで好きな映画になったのかってのの核部分は書いてしまったのですが、一応其の参まで書いてみました。

そして、この映画を見た翌日に格闘技を見に行ってるんですね。

格闘技記録にも記載しているのですが、「パンクラス」を見に行きました。

前日にこの映画を見ていたので、なんか今まで格闘技を見る時とはちょっと違う感情での観戦となりました。

スポーツに限らず、勝負事はすべてそうかもしれませんが、勝者がいたら敗者がいますよね。

それはもう仕方ない事。

応援してる選手が勝ったら、違う誰かが応援してる選手は負けている。

逆も然りですが。

でも、今回見た「BLUE / ブルー」で描かれているのは、負け続けている者(達)ですが、そこに見た、感じたポジティブがありました。

負けをそのまま文字通りの負けにしないために。

できる事だったり、向き合い方だったりがあると。

そんな気持ちにさせてくれる素敵な映画「BLUE / ブルー」のお話でした。

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