【勝手にレビュー】napori – Vaundy

【勝手にレビュー】napori - Vaundy

勝手にレビュー#18はVaundyさんの「napori」を!

アルバム曲ながら人気というこの曲の歌詞を見て、曲を聴き、個人的な歌詞の意味の解釈や考察などを綴っていきたいと思います。

ちなみに、このVaundyさんのnaporiという曲、しっかりとちゃんと聴くのは初めてです。今回この勝手にレビューを書くにあたり、naporiをリピートし、歌詞を読みに読みました。

その中から見えてきたnaporiの歌詞の意味というか、こういう状況なのかなというのを綴っていきます。

あくまで!個人的な見解・考察になるので!という保険をかけつつ・・・


napori – naporiに込められた思いとは

まず、このnaporiという曲ですが、2020年5月27日にリリースされたVaundyさんの1stアルバム「strobo」に収録されています。アルバム曲ながらCMに起用されたりと、ファンのみならず人気を得ている曲なんですね。しかもCMに起用されたのはアルバム発売から約1年3ヶ月が経過した頃とのこと。じわじわと人気が出た!といった感じでしょうか。

naporiはゆったりとした曲調から始まる、言うならバラードに分類される曲かなと。

歌詞の内容も”恋”をテーマにした感じの曲です。

ゆったりした曲調ながらテンポが良く聴き心地が良い曲だなと個人的に感じました。

曲を何回か聴いた後に歌詞を見て、といった形で考察を開始したのですが、、、結論から言うとこのnaporiという曲は「願望・希望」なのかなと。

なぜ、このnaporiという曲を聴いて、歌詞を見てそう思ったのか。これから綴っていきたいと思います。

napori – そんな”ひび”

naporiはこのような歌詞で始まります。

ろくな音楽もなくて
そんなひびをまた2人で
僕ら指にラブソングで
今夜も二人で歩いていこ

「ろくな音楽もなくて」というのは「特別ではない」という事なのか、「良いことがない」的な意味なのかなと思ったのですが、その後に「そんなひびをまた2人で」と続くのを考えると、「前者」の意味なのかなと。

「良いことがない」のパターンだと、「そんなひびをまた2人で」にならないかなと。

で、これは歌詞を見ないとわからないのですが「そんなひび」の「ひび」が平仮名なんですよね。

なんで平仮名なんだろうと。「もしかして、これか・・・??」と感じたのはもう少し曲が進んでからなので、その時に書きたいと思います。

「僕ら指にラブソングで〜」の部分は手を繋いで歩いているのを表しているんですかね。手を繋いで歩くのって個人的に愛を感じる部分というか。年をとっておじいちゃん、おばあちゃんになっても手を繋いで散歩したりできる関係ってとても素敵だなと思うんですよね。そういうのもあり、そういった状況かなと。

そして曲はこのように続きます。

2人になって 君を待って
思い出したんだ
僕が大人になって
思い出すのは君じゃないかな あれは

2人になって君を待ったら思い出した。その前の歌詞に「今夜も二人で歩いていこ」ってありますよね。

元々二人で歩いていたのではないのか??2人になってという事は誰か他にもいたのか??ん?2人?二人??

なんて??が頭の中にポンポンと浮かんできます。

「僕が大人になって〜君じゃないかな」に関しては曲を聴くかぎり、「君じゃない」ではなく「君だと思う」のニュアンスかなと。

napori – 縁(べり)

縁そっと flight
僕ら互いの指を絡めあってもう
Napori ずっといたいよ
ここで見つめあって互いに安堵する
Oh right , oh right , oh right
絡めあっていく
Oh right , oh right , oh right

歌詞に出てくる「」は「べり」と歌っています。

曲→歌詞見るだったので、最初「very」って言ってるのかと思いました。

歌詞を見たら「縁」と書いてあり、「veryじゃなくて、べりって言ってるのか」と。

でも、veryに聞こえるようにしているのかなとも。

ここまでの歌詞から、僕を彼氏だとすると、君(彼女)のことが大好き感を感じます。だからveryって言ってるのかなと。

そして「縁」って「えん」とも読みますよね。「ずっといたいよ」とか、「二人で歩いていこ」など、ずっと続くといいなってのが感じます。

ここで、「ずっと続くといいな」という書き方をしたのは、どこか不安を感じているのでは?と思ったからです。

絶対的な自信がある!という感じではなく、二人の将来・未来に何かしらの不安的なものを感じているのかなと。

そう思った一つが、サビの前に出てきた「思い出すのは君じゃないかな」という部分。

他のところと合わせるのであれば「きっと僕だろう」とか「きっと君だよ」的な感じになるけど、そこだけ、ふわっとしてる言葉で言い切りじゃない感じになってて。

そう考えると、「縁そっと flight」=「この縁もいつか旅立つ」的な意味にも取れるなと。

「今のままずっと繋がって(縁を紡いで)進んでいきたい」ってのと、「いつかお互いが違う道に進む」とも取れるのかなと。

そして、冒頭に出てきた「ひび」という平仮名表記。これってもしかして「日々」でもあり、「ひび割れ」などの「ひび」でもあるのかなと。

ひびが入るような出来事があって、だからちょっと不安になってしまっている。

2人と二人ってのは、僕と君の二人。第三者がいた状況、例えば3人→2人。っていう感じで使い分けているのかなと。”日々”に”ひび”が入るきっかけになる人がいて、そこから二人になったと考えられるのかなと。

だけど君の事は大好き。だからこの先も一緒にいたい。「見つめ合って互いに安堵する」とか「絡めあっていく」ってのは、僕側の願望的なものなのかなと。

「Oh right(そうだろ) Oh right(そうだ) Oh right(そうだろ) 」と自分に言い聞かせているのかなと。そうなって欲しいと。

ただ、まだ曲は1番が終わっただけですから。もしかしたら2番では変わるかもしれない。変わらないかもしれない。

というわけで曲は2番へ進みます。

napori – コーヒーを飲みたくなる夜と僕とぼく

当然こんな夜にはコーヒーがいいだろ
そんな僕の横でハイボールを1口
もう なんて言うんだろう
そう君を見てると
酒入ってなくても
酔いが回るんだな

「当然こんな夜にはコーヒーがいいだろ」ってありますね。

コーヒーがいいってどんな時かなって考えてみたのですが、個人的には「落ち着きたい時」「一息つきたい時」かなと思ったんです。

良いことにしろ、悪いことにしろ何かがあって、心を落ち着かせたい時かなと。

隣で君(彼女)がハイボールを飲んでいる状況ってのを考えると、悪いことの後ではないのかな・・・とも思うのですが、1番からの流れを考えると”日々”に”ひび”が入った後って可能性もありますよね。

「君を見てると酒入ってなくても酔いが回るんだな」ってのはベタ惚れですよね。君を見て君に酔う的なことであれば。1番の歌詞でも大好き感出てたのですが、更に感じます。もしくは!好きすぎて君を見て色々なことを考えてしまうってな可能性も。

音になって 大人になって
思い出したんだ
君が 大人になって
思い出すのは ぼくじゃないかな
いずれ

ん?過去の話をしてるのか?と。

大人になって思い出したって事は、過去形なのか??

1番は「君を待って思い出したんだ」ってな感じでしたよね、その後に「大人になって思い出すのは君じゃないかな」ってなってました。

そこから時が流れているのか??もう大人になったのか??「音になって 大人になって」というのは、冒頭の「ろくな音楽もなくて」の”ろくな音楽”が、何か(音)になった、「ろくな音楽」が特別でない、常日頃あるものと解釈するのであれば、色々なことを経験して、大人になったって事なのかなと。その中で思い出したのかなと。

自分が大人になっているのであれば、君(彼女)が大人になっている可能性もありますよね。年齢的なものは勿論のこと、内面というか人としてもそう。そしてその時に思い出すのは「ぼくじゃないかな」と。

この「ぼく」はまたしても平仮名表記なんですよね。ここだけ「」ではなくて、「ぼく」になってる。もしかしたら「僕」と「ぼく」は同じ人ではなくて、君(彼女)が思い出すのは「自分ではない」かもということなのかも。不安を感じる要因になった誰かなのかもと。

曲を聴いた感じだと、1番と同じ感じなんですよね。だから響き的に否定の「僕じゃない」には聴こえなくて。でも「ぼく」にする事で、ある意味「僕じゃない」になるなと。

napori – ずっと見ていたい景色

そして曲は2番のサビと最後の大サビへと続いていきます。

縁そっと flight
僕ら互いの指を絡めあってもう
Napori ずっといたいよ
ここで見つめあって互いに安堵する
Oh right , oh right , oh right
絡めあっていく
Oh right , oh right , oh right

君と縁そっと flight
僕ら互いの指を絡めあってもう
Naporiずっといたいよ
ここで見つめあって互いに安堵する
Oh right , oh right , oh right
絡めあっていく
Oh right , oh right , oh right
二人はキスをする
Oh right , oh right , oh right
絡めあっていく
Oh right , oh right , oh right

サビの歌詞は概ね一緒ですね。

ただ最後に「Oh right」の数が増えている。

そうであって欲しい、そういう未来がきてほしいってのが強調されている感じなのかなと。

ここまで、君の行動って「ハイボールを飲む」ぐらいしかないんじゃないかなと。

「互いに安堵する」は僕目線のことで、君(彼女)が安堵しているのかはわからない。

だから「互いに安堵する(そうであって欲しい)」とも取れるかなと。

このnaporiという曲は、別れてないけど、何か不安になる、自信が減る出来事があって、それでもやっぱり好きだな、こうしていきたいな、こういう未来がきてほしいなっていう願望・希望の曲なのかなと。

ナポリ(イタリア)だから、イタリアといえばパスタ。だから絡めあってって言葉を使ってるのかなとか、直接内容とは関係ないことなども考えながら辿りついたのが、上記でした。

ちなみに今回この曲の考察をするにあたり、「ナポリ」とはどんなところなのかってのを軽く調べてみたんですね。そしたら景色が素晴らしい観光都市で、その絶景を見た詩人のゲーテが「ナポリを見てから死ね」という言葉を残したぐらいなんですと。この景色を見ずしては死ねないと思えるぐらいの絶景(景色)だってことですよね。

君との過ごした「ろくな音楽もない ひびが」が僕にとってはナポリ(絶景)だったってことなのかなと。

この景色をずっと見ていたいよ。そんな想いが込められた曲がnaporiなのかなと。切なくも儚く、けど暖かさがしっかりと詰まった曲なのかなと!

あくまで個人の見解になるので、「いやいや全然違うよ!」という意見もあるかもですが、自分がnaporiから感じたのはこのような感じでした!

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