前回、「超個人的にグッときて、前を向ける曲たち -女性編 -」を書いたので、今回は「超個人的にグッときて、前を向ける曲たち – 男性編 -」を書いてみたいと思います。
イントロからアゲアゲのアッパーチューン!!ではないけど、グッときて前向きな気持ちになれる曲というのをテーマに紹介していきたいなと。
女性編を書いていた時にも思ったのですが、書いてみると難しい。
しっとりしすぎても違うし、上りすぎても違うという自分が定めたにも関わらず、「どれが当てはまるんだ??」みたくなりつつも、何曲か選曲してみました。
夏本番!これを聴かなきゃ夏じゃない!!みたいなのではなく、敢えてこのテーマで。
正夢 – スピッツ –
「超個人的にグッときて、前を向ける曲たち – 男性編 -」1曲目は“スピッツ”の【正夢】です。
正夢はスピッツの29枚目のシングルです。
スピッツについての説明はもはや不要かと思います。
個人的にスピッツの凄さというか、好きなところは”安定感”
自分の中では”スピッツ感”とも言います。
これは曲調とかそういう事じゃなくて、いつもスピッツである。という事です。悪口じゃないですよ。
例えば、コンビニやドラッグストア、街中どこでもいいですが、曲が流れているとします。否、イントロがかかりはじめたとします。
初めて聴いた曲だけど、イントロ聴いて「スピッツかな?」って思ったら大体スピッツです。
時たま、違かったりしますが大体スピッツレーダーは当たります。
で、このスピッツの正夢ですがイントロから決して”暗い”という訳ではありません。
むしろちょっと明るいよりのイントロかもしれません。
でも、Aメロ、Bメロは草野さんの唄い方なんかは落ち着いた感じだと思います。
そして、サビに入ってもその感じが丸っきりなくなる訳ではありません。
まぁアゲアゲな感じはないですよね。と。
でもね、だからこそというか、どっしりくるんですね。
ちなみに、サビの終わりの部分がすごく好きです。
1番でいうと「ずっとまともじゃないってわかってる」
2番でいうと「あのキラキラの方へ登っていく」
ってところですね。
明るいというより、凄く綺麗な印象のメロディー。
そこにのる草野さんのあの声。
そこから発せられる言葉。
いわゆる”正夢”じゃなくて、思い描いている夢に対しての”正夢”
そりゃ、前向こうって思わされますわな。って話ですよね。
ちなみに余談ですが、初めてギターを覚えたのがこの曲でした。
弾き語りですが。
それもあってか、この曲を聴くと、頑張ろう。前向こうってな気持ちになります。
今ある夢を”正夢”にするために。と。
ランブル – GOING UNDER GROUND –
続いての曲は“GOING UNDER GROUND”の4枚目のシングル【ランブル】です。
この曲もガンガン!な曲!!って訳ではないですが、気持ちを上げてくれる曲の1つです。
落ち着いた中にある熱さというか。
そして、この曲に限らずですが、GOING UNDER GROUNDさんの曲にはセンチメンタル感というかどこか切なさを残すところがある曲が多いと思ってます。
それが良いスパイスになっていて、切なさがあるからこそ、前を向くじゃというか次へ行く気持ちになるってのがあると思います。
いつかは僕たちも
離ればなれになって
変わり果ててしまう
だから泳ぐんだよ
とかね。
そして個人的に好きなのが
走り出した光
そんで涙拭いて
心をいつだって
伝えなくちゃいけない
でも忘れなくちゃいけない
今日が世界だった
ってところです。
これ、全部繋げて書きましたが、「心をいつだって」の間に「イェー!」ってなのが入るんですが、この曲の中で個人的に一番上がります。
落ち着いたというか、どちらかといったら、ゆったり目静か目な感じの曲の中にそういったのがあると「おぉ好き」ってなります。
そして、そこで気持ちが上向く。
そんな1曲です。
縁 – SURFACE –
続いては、SURFACE(サーフィス)の【縁】です。
この曲は2000年に発売されたSURFACEの2枚目のアルバム【Fate】というアルバムに収録されている曲です。
このアルバムにも収録されている7枚目のシングル【ヌイテル?】のカップリング曲でもあります。
タイトルのまんまではありますが、”縁”について唄っている曲です。
今の自分が自分じゃなくなった時、周りの人達はどうするんだろう。
ってな感じの曲です。
初めてこの曲を聴いたのは中学生の頃だったと思います。
そこから20年以上が経過し、今でもたまに聴いている訳ですが、当時と今とではやはり捉え方というか、考え方というか、思う事ってのは変わってきます。
昔聴いていた時よりも沁みる感じになっています。
すべて共感できるって訳ではないですが、少しわかる。その気持ち。
ってな部分がでてくる訳です。
その今でこそわかるようになった部分ってのが、前を向こう、頑張ろうって気持ちにさせるんですね。
なので説明がしづらいというか伝わりづらいというか。
でも、まぁ、そういう気持ちになるんです。
プリーズリピートアフターミー – 清竜人 –
お次は以前も紹介した事のある清竜人さんの楽曲。
前回“諦めたくない時に聴きたい曲たち”で【がんばろう】という曲を紹介しました。
今回は【プリーズリピートアフターミー】という曲なのですが、上記の記事を書くときに【がんばろう】にするか、この【プリーズリピートアフターミー】にするか迷ってました。
結果、その時は【がんばろう】を選んだのですが、この【プリーズリピートアフターミー】もそういった時に聴きたくなる曲でもあります。
ストレートな歌詞が胸に沁みます。
清竜人さんの声とそのストレートな感じって正反対な感じがして。
でもだからこそ良いというか。
この曲の中で特に好きな部分が、
ぼくの覚悟を無駄にするなよ
ほら もう きみの番がきた
さぁ 今 やらなきゃ
いつやるんだよ
です!
「今やらなきゃいつやるんだよ」の今って”大事”な時ってのもあると思いますが、”常に”だとも思ってて。
一瞬や一時ではなく。
勿論、勝負所ってのはあるし、上記の歌詞の場合その時って感じがしますが、自分に当てはめる時は常にを意識して聴いてます。
そしてこの【プリーズリピートアフターミー】の歌詞、”ぜ”がでてくるんです。
そう、一緒に感の生まれる “ぜ”です。
何言ってるんだ?って方はよかったらこちらをご覧ください。
“ぜ”っていいよねって話
それにより、背中を押してもらってる感がでてくるのかなと。
そしてこの曲の最後はこう締めくくられるのです。
たとえ当たって砕けたとしても
立ち止まってる
きみはもういない
さぁ
プリーズリピートアフタミー
繰り返しましょう。何度でも。
クズ – GADORO –
続いても清竜人さんの【がんばろう】と同じく“諦めたくない時に聴きたい曲たち”で紹介したGADOROさんの楽曲。
タイトルは【クズ】です。
まず、この曲トラックが素晴らしい。
トラックを手掛けているのは観音クリエイションさん。
そしてリリックが熱い。
綺麗なトラック。しかしリリックは熱い。
このバランスが素晴らしいです。
綺麗な中にある熱さって反則ですね。
ひかり – ASIAN KUNG-FU GENERATION –
最後に紹介する曲はASIAN KUNG-FU GENERATIONの【ひかり】です。
この曲、「フィードバックファイル 2」というコンピレーションアルバムに収録されている曲のため、MVはなく、まさかの最後の曲で動画無しになりました。
この曲を最後に持ってきたのは、今回スピッツで書いた”スピッツ感”と同じものをASIAN KUNG-FU GENERATIONは持っていて。
言うなれば”アジカン感”ですかね。
イントロ聴いてアジカンっぽいなーって思ったら大体アジカンで合ってる的な。
そういったメロディー、雰囲気、音があるんですね。
なので、今回スピッツから始まったのでアジカンで終わらせてみました。
さて、この【ひかり】という曲ですが、一時期は本当に毎日毎日聴いていて、しかもこの曲を延々とリピートしてました。
実際に聴いていただければ、何の事を唄っている曲かってのはわかると思います。
そして、2021年、当時と状況は違えどこの【ひかり】が胸に沁みるんですね。
やってやろう。と。
どんな状況になっても。ってな気持ちにさせてくれるんですね。
その人、その人にとって”何が”、”どんなものが”、【ひかり】になるかわかりません。
でも、何かが【ひかり】になっていると思います。
その何かのためにも、前を向いて、頑張ろうって気持ちにさせてくれる。
とても、とっても大切な曲です。
超個人的にグッときて、前を向ける曲たち – 男性編 -のまとめ
てな訳で、前回書いた超個人的にグッときて、前を向ける曲たち – 女性編 -に続き今回は超個人的にグッときて、前を向ける曲たち – 男性編 -を書いてみました。
書いていくうちにこれでいいのか?ってな気持ちになったりもしましたが、タイトルのような気持ちにさせてくれる曲である事は間違いないので。
最後のアジカンの【ひかり】も公式チャンネルにはなかったのですが、聴こうと思えば聴く事ができます。
ストリーミングサービスにもあると思いますので、もしよかったら試し聴きしてもらえたらと思います。
では!また!!