ASIAN KUNG-FU GENERATION。アジカンとも略される日本のバンドです。
曲は聞いたことがないけど名前は聞いた事あるという方もいるのではないでしょうか。
2021年には25周年を迎えたベテランバンドです。
メジャーデビュー時から!というわけではないですがこれまでの人生で結構聴いてきたバンドです。
「○○な時に聴きたい曲」シリーズでも何曲か紹介したことがあります。
今回はそんな「ASIAN KUNG-FU GENERATION」、「アジカン」の好きな曲ってのを何曲か紹介したいと思います!
ちなみに今回もYouTubeで動画(MVやライブ)があったものは載せてます!
アルバム曲になると中々ないのがね。。。
でもオフィシャル以外のものはこういう所には載せたくないので、アジカンのオフィシャルチャンネルにアップされているものだけ!載せたいと思います!!
エンパシー
まず最初はですね、以前「勝手にレビュー」でも書いた28枚目のシングル「エンパシー」です。
勝手にレビューするぐらいなので、そりゃ好きな曲ですよね。
その時にも書きましたが、この曲は人気漫画の「僕のヒーローアカデミア」のアニメ映画の主題歌です。
その補正もあるとは思いますが、良いんですよ。このエンパシーっていう曲。
そして、冒頭にMVを載せていますが、このMVも良いんですよね。
父と子の物語なんですが、関係性は違えど内容的にちょっとヒロアカと被りました。
受け継がれていく感というか。
もしかしたらヒロアカの主題歌に決まっていて、その後にこのMVの内容が決まったのかもしれないですね。
自分が「エンパシー」を聴いて感じたことなどは前述した「勝手にレビュー」の「エンパシー編」を見ていただけたらと思うのですが、自分の解釈とヒロアカという作品、そしてこのMVってのは繋がってるような気もしなくないです!
【勝手にレビュー】エンパシー – ASIAN KUNG-FU GENERATION
無限グライダー
続いては1stアルバム「君繋ファイブエム」に収録されている「無限グライダー」
この曲の好きなところは「カッコいい」と「切なさ」のバランス。
基本的にそのバランスが良い曲ってのは好きな傾向にあり、というかアジカンの作品ってそういうのが割とあるイメージです。
ただただ「カッコいい」だけじゃない。
イントロからその感じ全開です。
一度だけLIVEで聴いた事があって、イントロが流れた瞬間「ゾクゾク」っとしましたね。鳥肌とはまた違う感じの。
あと、この「無限グライダー」の歌詞は響きが心地いいです。
言葉の響きというか、聴いてる時に「スーッ」と入ってくる感じです。
1stアルバム「君繋ファイブエム」に収録されている曲で他にも好きな曲があるのですが、この「無限グライダー」が一番好きで、一番聴いているかなと思います。
ソラニン
続いては14枚目のシングル「ソラニン」です。
漫画家「浅野いにお」さんの「ソラニン」の実写映画の主題歌になっていることもあり、アジカンの中でも割りかし有名な曲かもしれません。
この曲は漫画「ソラニン」に出てくる「ソラニン」に登場する歌詞を一部編集した上で、アジカンの後藤さんが曲をのせました。
漫画のソラニンの大ファン!ってな訳ではないですが、映画化される前に読んだ事があり、映画は映画館で見ました。
劇中では「高良健吾」さんと「宮崎あおい」さんがこの「ソラニン」を唄う場面があります。
※高良さんのはガッツリある訳ではないですが、、、
他のアーティストが曲をつけていたらどんな感じになるかわからないですが、「ソラニン」がアジカンで良かった。と個人的に思います。
それしか聴いてないので比べることはできないのですが。
この曲も「エンパシー」と同じく「カッコよく」もあり、「切なさ」が詰まってる曲ですよね。
種田くん(漫画ソラニンに出てくるソラニンを作った人)の想い。
種田くんが葛藤の末に出した答え。
芽衣子さん(種田くんの彼女)が最初聴いた時には「別れの歌じゃん」と感じたのけど、時間が経つにつれ「ソラニンは別れの歌じゃなかったんだよ」と。
※台詞うろ覚えです、、、
では、どんな歌なのか。
芽衣子さん曰く、「過去の自分との決別の歌」
だとしたら、「カッコよく」て、その中に「切なさ」が入ってるこの曲はバッチリ合ってると思います。
だからやっぱり、「ソラニン」が「アジカン」で良かった。
さよならロストジェネレイション
アジカンの6thアルバム「マジックディスク」に収録されている「さよならロストジェネレイション」
この「マジックディスク」というアルバム自体が好きで他にも好きな曲があるのですが、特に好きなのがこの「さよならロストジェネレイション」
ロストジェネレイション(ロストジェネレーション)ってのは「1990年代後半〜2000年代前半の就職氷河期」に社会に出た人達の呼び名として使われる事がある言葉です。
冒頭の歌詞が
「将来の夢を持て」なんて無責任な物言いも
1986に膨らんだ泡と一緒に弾けたの
ってな感じです。
バブルのことですよね。
この「さよならロストジェネレイション」の好きポイントは歌詞のストーリーというか、流れ。
底なしの明るさ!な曲ではないですが、しっかりと前へ進む歌なんですね。
「ロストジェネレイション」ってのはどちらかというと、マイナスな響きの言葉ですよね。
それに、「さよなら」する訳ですから。
サビで出てくる「あるフレーズ」
それが1番、2番は同じなのですが最後のサビでは少し変わります。
その変わる感じが好きなんですね。
まさに「さよならロストジェネレイション」です。
ひかり
最後に紹介するのは、コンピレーションアルバムの「ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN COMPILATION 2011」と「フィードバックファイル2」に収録されている「ひかり」です。
この曲はですね、一時期ずーっとリピートしてました。
良さに関しては、個人的な要素が多い曲であります。
「あの日、あの瞬間に起きたこと」
そして、それによって変わってしまったこと。
その中で変わらずにあるもの。
変わらずにあるものというか、変わらずにいれた「理由」みたいなもの。
つまり自分にとっての「ひかり」
「あの日、あの瞬間に起きたこと」以外でも日常で起きる様々な出来事に当てはめることができる訳ですが、「ひかり」ってのは大切ですよね。
望みというか。
この曲が正に一時期ずーっとリピートしていた時の自分にとっての「ひかりのようだったよ」
そんな1曲です。
おまけ
ここまでアジカンの好きな曲を紹介してきましたが、最後にアジカンの好きなアルバムを。。。
どのアルバムも好きなんですが、その中でも「サーフ ブンガク カマクラ」というアルバムが好きで。
自分にとってのアルバムって1曲目から最後の曲までで1つの作品という感じがあり、なので1曲目から最後の曲までの流れに意味があってほしいというか、ストーリー的なものだったりそういったものが何かしらあってほしいと思うんです。
この「サーフ ブンガク カマクラ」は「藤沢ルーザー」から始まり「鎌倉グッドバイ」で終わるんですね。
そう、江ノ電です。
全ての駅名が入っている訳ではないですが、収録曲には全て江ノ電の駅名が入っています。
そして藤沢から鎌倉までの順番に収録されているんですね。
神奈川方面には年に1回は行くようにしていて、その時には必ずこのアルバムを聴きながら行きます。
そういった点でアジカンの好きなアルバムとして選んで見ました。
アジカンの好きな曲のまとめ
ってな訳でアジカンの好きな曲と、おまけでアジカンの好きなアルバムを紹介してみました。
今回5曲に厳選しましたが、「厳選できないよ!」ってぐらい好きな曲があるバンドです。
アジカンは個人的にスピッツと同じ感じがあって。
なんというか安心して聴けるというか。
曲調はもちろんそれぞれ違うのですが、そこにはしっかり「アジカンがいる」っていうのを感じます。
そういった意味で安心して聴けます。
今後も素敵な曲をたくさん届けてくれると信じてます。
そして、今回紹介できなかった曲を第二弾で紹介できたらなと思います!!